履歴書・職務経歴書

書類審査で通る第二新卒の職務経歴書の書き方

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第二新卒の職務経歴書の書き方

第二新卒の転職では、募集している企業に必ず職務経歴書の提出が必要です。 職務経歴書とは、あなたが社会人として働き始めてから、現在に至るまでの会社での経験や実績をまとめたあなた自身をプレゼンする資料です。

社会人経験が数か月から数年間の第二新卒であったとしても、転職を志望している企業へ職務経歴書を提出しなければなりません。

特に社会人経験の少ない第二新卒者にとって、初めての職務経歴書ではどのようなことを意識して書けば良いのでしょうか? 今回は、書類審査で通る第二新卒の職務経歴書の書き方について紹介します。

企業は第二新卒の職務経歴書のどの点に注目しているのか?

職務経歴書を作成し始める前に、まずは職務経歴書を受け取る企業側のことについて知る必要があります。

なぜなら、企業側が「第二新卒の職務経歴書のどの点に注目しているのか?」を知らなければ的外れな職務経歴となるからです。

たとえば、企業側が第二新卒者の若さとやる気を重視しているのに、あなたが送った職務経歴書の内容が職歴とスキルだけで記入されていたら、その職務経歴書は数秒で捨てられてしまいます。

せっかく時間をかけて作成した職務経歴書が、わずか数秒でゴミ箱に捨てられたくないですよね? そのため、企業側が求めている第二新卒の職務経歴書について説明します。

第二新卒の職務経歴書は第一印象が大切

あなたの職務経歴書を書類選考で通過させるために、職務経歴書の第一印象について意識しましょう。

企業の人事課は新卒や既卒、第二新卒や中途など多くの転職者の職務経歴書を毎日手にしています。人事課では他にも多くの業務を抱えているため、1枚ずつじっくりと読む暇はありません。そのため、「この転職者の職務経歴書が、会社が求めている人物に合致しているか?」と素早く判断する必要があります。

採用担当者は一次面接官として面接に多くの時間を費やします。1回の面接は短くても30分ほど必要です。面接以外にも社内の人事関係の業務に関わったり、外部の人材紹介会社と採用について打ち合わせを行ったりします。そのため、隙間時間で転職者の職務経歴書を短時間で読んで判断しなければなりません。

採用担当者が第一印象で好感触をもつ企業が望む人物像を意識した職務経歴書を作成しましょう。

企業は第二新卒の職務経歴書で「ポテンシャル」に注目している

第二新卒の募集をかけている企業は、第二新卒者の職務経験やスキルが少ないことをわかっています。それでは、なぜ募集を行っているのでしょうか?

それは、企業は第二新卒者に仕事の経験やスキルよりも「やる気」「ポテンシャル」「人柄」を重視しているからです。

たとえば、管理職の経験者は人をマネジメントする能力は優れているものの、現場での細かな実務に対応できません。管理職者は複数の社員をマネジメントすることに多くの時間を費やしているため、実務をこなすことができないのです。

そのため、ある程度の社会人経験があり、積極的な姿勢ですぐに仕事になじむことができる第二新卒者の力が必要となります。

企業が求めている第二新卒の職務経歴の書き方

第二新卒者の職務経歴書は、あなたが新卒採用で提出した書類や経験豊富な中途社員が提出する職務経歴書と異なります。

ただ、社会経験が浅いことで、職務経歴書に何を書いて良いかわからなくなり不安になっていませんか?

第二新卒の職務経歴書には、第二新卒者を求めている企業に沿った書き方で作成しましょう。それぞれの項目ごとに説明します。

経歴の要約を記入

あなたは「経歴が浅いので、経歴の要約が書けない」と弱気になっていませんか? そこで、第二新卒の経歴はこれまでの経歴だけではなく、「仕事で掲げてきた目標」「目標のために努力したこと」「問題についてどのように工夫したか」などを交えて記載しましょう。

企業側は第二新卒者のポテンシャルに注目しているので、あなたの仕事の取り組み方に興味があるからです。

たとえば、仕事の経験は浅くても、それぞれの仕事にきちんと向き合って、問題に直面しても自分の頭で考えて工夫してきた姿勢は充分に評価されます。

あなたの経歴だけを箇条書きにせず、「掲げた目標」「目標達成のための努力」「問題への取り組み方」を経歴に絡めて記載し、採用担当者に入社後にあなたが活躍しているイメージを持たせるようにしましょう。

前職の会社について詳しく記入

職務経歴書で前職の会社について「事業内容」「従業員数」「設立年」「売上高」「資本金」などの基本的な情報を必ず記載しましょう。

なぜなら、採用担当者はあなたがどのような会社で仕事をしてきたのかという背景を知ると、あなたが実際に働いている姿をより強くイメージできるからです。

たとえば、採用担当者はあなたの前職の会社の様子から、積極的に営業をかけて仕事を獲得するベンチャー企業なのか、それとも顧客との長い信頼関係で成り立っている老舗企業なのか会社の方針を知ることができます。

このように、社員の働き方はそれぞれの会社の方針に影響されます。そのため、採用担当者は前職の会社を知ることで、あなたがどのような働き方をしてきた人なのか想像しやすくなるのです。

職務経歴の詳細を記入

職務経歴書にはこれまでのあなたの仕事を、年月ごとに記入する欄があります。ここには、いつからいつまでの「期間」、どのような「商材、サービス、プロジェクト」を誰(企業、個人ユーザー)に、誰(個人、チーム)とどうやって(手法、ノウハウ)、成果(実績)をあげることができたのかを詳しく記載しましょう。

採用担当者はあなたがこれまでに携わった仕事を詳しく知ることで、採用後も活躍が期待できる人材か判断したいからです。

職務経歴書の詳細で仕事の規模感を知ることができます。プロジェクトの全体を担ってきたのか、それとも部分的な担当だったのかがわかります。

たとえば、以下のような内容の場合は本人がチームリーダーの指示のもとで動いているので、プロジェクトの部分的な担当だったことがわかります。

20XX年から現在 〇〇システム株式会社

資本金〇〇〇〇万円 従業員〇〇名 年商〇〇億円

20XX年4月

〇〇システム株式会社 入社

20XX年7月から12月

〇〇事業部に配属

チームリーダー 1名

エンジニア 7名(本人)

▲▲製造会社(従業員2,400名)

工場の勤怠管理を行うシステムを開発

勤怠管理と給与明細を連動させたシステムを構築し、給与計算にかかる労力をこれまでの3分の1の時間に削ることに成功した。

□開発言語 C/C++

□開発環境 Windows

職務経歴書からあなたのこれまでの経歴を採用担当者が詳しく知ることで、あなたへの興味が高まります。採用担当者が「この人にぜひ会ってみたい」と思わせるように、普段から仕事の詳細について記録を残しておきましょう。

第二新卒の職務経歴書 自己PRの書き方

履歴書に志望動機を書いているので、職務経歴書に志望動機を書かなくてもよいと判断する転職者も多くいますが、職務経歴書にも自己PRを必ず記入しましょう。

採用担当者は、第二新卒者に自社への熱意を求めています。そのため、職務経歴書に自己PRを記載することはとても有効なアピールとなるからです。

職務経歴書への自己PRは、できるだけ履歴書と重複しないように記載しましょう。

それでは、職務経歴書に記載する自己PRのポイントについて説明します。

仕事の経験と転職先の共通点を見つけてアピール

自己PRを記載する上で、あなたのこれまでの仕事の経験と、転職を希望する企業との共通点を記載しましょう。

なぜならば、採用担当者は第二新卒者の志望動機から「自社への熱意があるか?」「求めている人材と合っているか?」という視点で第二新卒者を見ているからです。

転職の志望動機としてキャリアアップしたいや、スキルを高めたいと記載していると、転職志望として自己中心的な印象を与えてしまいます。会社は組織で成り立っているため、自己中心的な考えが強い人材は会社への貢献度が低いと判断されてしまいます。

たとえば、以下のような内容の場合は転職者の経験と企業の共通点が明確に示されているため、好感度が高まります。

私はこれまで制作チームと営業チームのコミュニケーションを重視して、こまめにミーティングを実施してきました。それにより、チーム間のコミュニケーションが活発化されプロジェクトの成功に繋げることに成功しています。

これまで私が培ってきた経験は、貴社のコミュニケーションの活性化でサービスを向上させる社風に貢献できます。

採用担当者が求めているのは自社に貢献できる人物です。入社したい理由とともに、前職のあなたの経験から転職先の会社に貢献できることをしっかりとアピールしましょう。

研修やOJTで身につけたことをアピール

前職での仕事の経歴が浅く、「何を書いてよいかわからない…」と弱気になる第二新卒者は多いかと思います。第二新卒の志望動機は会社の研修やOJTで身につけたことも有効なアピールとなります。

なぜならば、企業の採用担当者は第二新卒者に対して、社会人としての基本的なマナーが備わっているかという点を重視しているからです。

2ヵ月間の研修で学んだビジネスマナーや電話応対で褒められたことでも構いません。また、OJTでは先輩社員から教わったことから、どのような気づきがあったかを思い返し、上司やお客様から評価されたこともアピールとして有効です。

たとえば、以下のような内容でOJTの体験から得たものや、上司に評価された点を記載すると良いです。

20XX年5月

〇〇事業部に配属

先輩社員に同行し、お客様の打ち合わせから見積もり作成のアシスタント業務を行いました。打ち合わせの中で、お客様の要望をまとめた議事録を素早く作成し、見積もり資料の作成もミスすることなく仕上げました。その書類作の速さと正確さを上司から評価され、現在も私の強みとなっています。

第二新卒者を募集している企業は、社会人としての基本的なマナーを求めています。そのため、前職での研修やOJTで学んだ貴重な体験を自己PRに記載しましょう。

実績や成果が無くても大丈夫!業務を通じての成長をアピール

他には、職務経歴書に自己PRを書く時に、「仕事の実績や成果がないのでアピールできるものがない…」と悩んでいませんか? 第二新卒の自己PRは実績を記入するだけでなく、業務を通じてどのように成長をしてきたかをアピールしましょう。

なぜなら、第二新卒者を募集している企業は第二新卒者のポテンシャルに期待しているからです。ある程度の社会人としてのマナーが備わっていて、仕事への適応力があれば、入社後に仕事を覚えてもらえばいいという傾向があるため、仕事を通したあなたの成長は実績として通用するからです。

たとえば、初めて担当者として任された仕事で、幾つかのささいなミスをしても最後まで前向きに責任をもって取り組んだ姿勢は、採用担当者に好印象を与えます。

たとえば、以下のような感じになります。

20XX年5月から2カ月

〇〇販促部に配属

【仕事内容】

・自社製品〇〇の販売PR

・国際展示場▲▲展示会の展示ブースの企画

自社製品〇〇の販売促進のために、国際展示場で開かれる▲▲展示会への出展企画チームに配属されました。自社製品を売り込むための魅力的な展示ブースを企画するために、競合会社の過去の展示場を数多く調査しました。その調査から、競合他社の展示場の素晴らしい点を見つけ出し、自社製品の展示ブースの企画へ貢献しました。

これまで展示会場の企画に関わった経験がなく、現場では悪戦苦闘しました。しかし、上司の指導や現場の協力業者のスタッフの皆さんと力を合わせて開催日までに魅力的な展示会場を設営することができました。

こうした製品を魅力的に展示する企画での経験は、貴社の商品PRに貢献することができます。

少ない経験値でも前職の仕事を通して成長したことで、転職後も御社に貢献できるという書き方で自己PRに記載しましょう。

第二新卒の職務経歴書を転職エージェントに添削依頼

初めての職務経歴書を作成するにあたって、採用担当者に好感触を与える職務経歴書を最初から完成できる人はいません。なぜなら、第二新卒で初めて転職を経験する人は採用側が何を考えて採用可否を判断しているか知らないからです。

採用担当者は毎日、多くの職務経歴書を読んでいます。職務経歴書は、最初に採用担当者の目に入ってからわずか数秒間のうちに判断されていると言われています。

採用担当者にじっくりと読んでもらうための職務経歴書の仕上げ方について紹介します。

最低でも3回以上見直し、第三者にも確認してもらう

職務経歴書を書き終えたら、最低でも3回は内容を見直しましょう。なぜなら、職務経歴書の文章で誤字脱字やおかしな言い回しがあると、採用担当者はすぐに読むことを辞めてしまうからです。

採用側の会社は自社に応募してくれた第二新卒者の熱意に期待しています。誤字脱字で読みにくい職務経歴書では、採用担当者は「果たしてこの転職者は、本当に入社したいのだろうか?」と悪い印象を与えてしまいます。

この会社に入社したいという強い思いがあれば、最低でも3回以上見直して修正しましょう。その後にあなたの家族や友人に読んでもらい、おかしなところがあれば指摘してもらうことをお勧めします。

実際に会社ではプレゼン資料やホームページの文章、会社案内の文字を何度も見直して、第三者の確認を経て公開しています。あなただけの視点で完成させずに、第三者の確認をもらって職務経歴書を完成させましょう。

転職エージェントに職務経歴書を添削依頼

職務経歴書の内容の見直しで、最も効果的な方法があります。それは転職エージェントに添削を依頼することです。

転職エージェントは転職者と企業をマッチングさせることが仕事ですので、毎日様々な企業への職務経歴書を添削しているからです。

転職エージェントであなたが転職を希望している会社と繋がっていれば、過去にその会社へ転職した人の職務経歴書を参考にあなたの職務経歴書へ的確なアドバイスをすることができます。

職務経歴書の第三者の確認方法として、転職エージェントを利用してみましょう。転職エージェントは無料で利用できますので、職務経歴書の最終チェックに利用することをお勧めします。

まとめ

第二新卒者の職務経歴書には「企業がどの点に注目しているのか?」「企業が求めている職務経歴書の書き方」「職務経歴書の自己PRの書き方」「職務経歴書を転職エージェントに添削依頼」の4つのポイントを意識しましょう。

第二新卒の職務経歴書は、あなたにとって初めて会社にアピールする書類です。あなた一人だけで考えた職務経歴書では、転職を希望する企業に好印象を抱いてもらうことは難しいでしょう。そこで、これまで多くの職務経歴書を添削してきた転職エージェントに、あなたの職務経歴書を添削してもらうことをお勧めします。

あなたと同じ第二新卒者の職務経歴書を添削してきた転職エージェントであれば、あなたの職務経歴書を採用担当者側の視点でしっかりとサポートしてくれます。職務経歴書に少しでも不安があるのであれば、転職エージェントへ添削を依頼してみましょう。

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