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第二新卒の履歴書で失敗しないための2つのポイント

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第二新卒の履歴書で失敗しないための2つのポイント

転職活動をするにあたり避けて通れないものに「履歴書」があります。「履歴書の応募書類を、どうやって作成すれば良いか分からない……」と悩んでいませんか? 

応募書類を書く上で「第二新卒を募集している企業は何を求めているか?」を理解して書くことが、失敗しない履歴書を作成するコツです。 

たとえば、社員に対してきめ細やかさを求めている企業には、几帳面な印象を与えるように書く必要があります。 

このように、応募書類を書く前に応募する会社についてきちんと調べておかなければなりません。そこで、今回は第二新卒の採用担当者が履歴書について失敗しないためのポイントについてお伝えします。 

採用担当者が履歴書で重視しているポイント 

第二新卒の履歴書では、企業が第二新卒に求めている資質を理解して作ることが重要です。 

なぜならば、企業は第二新卒者に対して「志望動機に熱意があるかどうか」と「社会人としてのマナーが身についているか」の2点を重視しているからです。 

そこで、採用企業が履歴書で重視している点についてお伝えします。 

第二新卒の志望動機について注目 

第二新卒を募集している企業は、第二新卒者に対して「なぜ、弊社を選んだのか?」という気持ちを抱いています。 

なぜならば、若い人材に対して、長く働いて将来の会社を背負える社員に成長してくれることを願っているからです。 

たとえば、転職する理由に、「前職の人間関係が嫌だった」「仕事が辛くて辞めたかった」などのネガティブなものが多くあります。せっかく社員を応募しているのに、このようなネガティブな理由で転職をされた場合、採用を検討している企業は転職者に良い印象を抱きません。 

そのため、履歴書の志望動機であなたの転職への熱意を測っています。前職の仕事を通した経験、退職理由と今回応募した理由をきちんと説明することが重要です。 

全体的に丁寧に書かれている点に注目 

新卒と第二新卒を比較すると、年齢は1歳から3歳程度の違いがあります。しかし、第二新卒は新卒と比べて「社会人としてのマナーが身に付いている点」で優れています。 

第二新卒の募集をかけている企業は、社会人としてのマナーが身に付いている点に注目しています。 

なぜならば、社会人のマナーが身に付いていれば、新人研修のように長い時間をかけて研修を行う必要がなく、コストを抑えることができるからです。 

そのため、提出する履歴書に社会人としてのマナーが配慮されていることが望まれます。 

たとえば、読む人にとって見やすく、わかりやすい文章を書くことが必要です。履歴書には顔写真、氏名、住所、連絡先、学歴、職歴、資格、志望動機、自己PR、本人希望記入欄と記載すべき内容が多くあります。 

これらの記入すべき項目について、丁寧に記入することで社会人としてのマナーが身に付いていることをアピールしましょう。 

第二新卒の履歴書の書き方のポイント 

採用担当者が第二新卒に対して重視している点を理解したところで、履歴書の内容について注意すべき点があります。 

新卒の時と同じ気持ちで履歴書に記入してはいけません。第二新卒を採用している企業が求めていることを意識しながら、丁寧な履歴書を完成させましょう。 

そこで、第二新卒の履歴書で注意すべき点を紹介します。 

履歴書の写真はあなたの印象を左右する 

履歴書で顔写真はあなたが採用担当者に最初に与える印象で、重要な部分です。 

なぜならば、人間は履歴書の写真から視覚的情報を読み取り、人物像を判断する傾向があるからです。 

たとえば、私が採用担当として履歴書を確認した時に、顔写真を最初に確認しています。顔写真から、「うちの会社に適応できる人物だろうか?」という視点で判断します。 

顔写真の印象が暗かったり、不真面目そうな印象を与えてしまうと書類審査の時点で落とされてしまいます。 

そのため、履歴書の顔写真は、インスタント写真ではなくプロの写真店で撮影してもらうようにしましょう。写真館で撮影する際は以下についての注意が必要です。 

  1. 髪型は清潔感を意識して、整えておく 
  2. 濃い色のスーツを着用し、男性はネクタイを締める 
  3. 髪色は落ち着いた色する 
  4. 3ヶ月以内に撮影した写真を貼る 
  5. 写真の裏に油性ペンで氏名を記入する 

履歴書の写真は、あなたが転職を希望する会社へアピールするための最初のステップです。公の場に出しても恥ずかしくない写真を履歴書に貼りましょう。 

履歴書の学歴職歴にアピールポイントを加える 

履歴書に記入する学校名や、会社名は省略せずに正式名称を記載しましょう。 

「○○中学」は「○○中学校」、「○○高校」は「○○高等学校」と記載し、会社名も(株)と記載せずに「株式会社」と記載します。 

そして、企業にアピールするポイントとして、学歴・職歴は高等学校卒業から記載しましょう。 

なぜならば、学歴・職歴欄に希望している企業につながるアピール材料があれば、企業側は「あなたに会ってみたい」と思うからです。 

たとえば、学歴欄に専門学校や大学のゼミ・研究室が仕事に関わる内容であれば、企業側へのアピールになります。 

また、職歴欄は履歴書の中で最もアピールできるポイントです。 

たとえば、職歴欄に会社名と入社年月日だけでなく、所属している部署の業務内容や成果、昇進や昇格などをできるだけ詳しく記入しましょう。 

職歴欄を詳細に記入することで、企業側はあなたに対してより深く興味を抱きます。次の職場で関連しそうな業務内容は必ず記入しておきましょう。 

しかし、第二新卒は社会人経験が少ないため職歴がなかなか書けないということもあります。 

職歴の内容が薄くても、採用担当者にアピールするために以下の2点を記載しましょう。 

  1. 会社の事業内容、規模を記入 
  2. 新人研修で経験したことを記入 

第二新卒の転職で、新人研修を受けた経験は十分にアピールできることです。職歴が浅くても、あなたがどのような仕事をしてきたかをイメージしてもらえるようにしましょう。 

応募企業への志望理由で熱意をアピール 

履歴書の志望理由は、企業側が注目しているポイントです。企業は、あなたに対して仕事で成果を出してもらうことを期待しています。 

そのため、あなたがやりたい仕事だけを記入するのではなく、あなたが会社に提供できることも記載する必要があります 

なぜならば、会社はやりたい仕事を提供する場ではなく、社員が仕事で成果を出して利益を会社にもたらすことを期待しているからです。 

そのため、「この仕事がやりたい」だけでは不十分で「これができる」ということを伝えましょう。 

たとえば、企業の期待に応える志望動機として以下のような書き方があります。 

「前職では社内管理ソフトウェアの営業として、中小企業を中心に会社の必要としているシステムを聞き取り、適切なシステムを提案することで企業に貢献してきました。しかし、営業を続けているうちに、既存の社内管理システムの改善を求められる機会が多くなりました。そこで、お客様の抱えている既存のシステムの問題を解決したいと思うようになりました。お客様の抱えているシステムの課題解決を中心に行うことに大変魅力を感じ、貴社を希望しました」 

この例文のように、あなたができることを記載した後に、あなたがやりたい仕事を記入しています。やりたい仕事だけを書くのではなく、「なたができることと、なぜその仕事をやってみたいと思ったのか?」という視点で採用者を納得させる内容にしましょう。 

さらに、志望する企業のサービスや経営方針を調査して、転職先がその企業でなければならない理由を書きましょう。これを記入することで、採用者を納得させる志望動機が完成します。 

志望動機で注意すべき点 

志望動機の悪い例として、どこかで書かれているような薄い内容で記入してはいけません。 

なぜならば、採用側は多くの人の履歴書に目を通していて、本当にこの会社に入りたいと思っている人と、そうでない人の見分けがつくからです 

たとえば、「貴社の事業内容に魅力を感じたため」や「将来性に魅力を感じたため」といった根拠のない志望動機は、入社する意欲が低いと判断されます。 

会社のどのような部分に魅力を感じたのか?」を具体的に書くようにしましょう。 

他にも、志望動機の悪い例として、会社を学ぶ場所や自分のやりたいことを実現させる場として捉えているような内容は記載してはいけません。 

なぜならば、会社は仕事で成果を出して利益を生み出すことが重要だからです。そのため、自分本位な志望動機を書かないようにしましょう 

たとえば、「貴社のワークライフバランスへの取り組みに魅力を感じたため」や「貴社の産休・育休制度に魅力を感じたため」などの志望動機は、自分視点で会社を選んでいるとみなされてしまいます。 

会社は仕事を通して利益を捻出する場ですので、自分本位な視点でやりたいことや、職場環境の希望を志望動機に結び付けないように注意しましょう。 

資格、免許は会社にアピールできるものを記載する 

資格、免許の欄については、転職希望先の企業にアピールできるものを優先して書くようにしましょう。 

なぜならば、採用担当者は資格よりも実務面を重視するからです。資格をたくさん持っていても、実務ができない人が多いため、資格を取得していることが仕事ができると判断されません 

たとえば、英語の資格が重視される外資系企業であれば、TOEICや英検の資格は好印象を与えます。ただし、そこに難易度の低いTOEIC400点や英検3級は書かないようにしましょう。 

英語が必要な企業で、難易度の低い資格を記載されても響きません。一般的な企業ではTOEIC500点程度、英語が必須の企業ではTOEIC700点以上を書きましょう。 

また、趣味で取得したような資格は仕事に全く関係ないので記入する必要はありません。話題としてアピールしたいのであれば、趣味や特技の欄に記入しましょう。 

その他特記すべき事項は、次の仕事で必要な資格が取れていなくても、勉強中の資格を書くことをおすすめします。 

なぜならば、資格取得に向けて勉強中であれば、あなたが努力していることをアピールできるからです 

たとえば、一級建築士の資格は学科と実技のそれぞれの合格ラインを満たすことで合格を得ることができます。学科が合格点に達していて、実技面が不合格の場合でも以下のように記入すれば十分にアピールできます。 

「昨年から一級建築士の資格試験を受験し、今年の○月に再度受験の予定です。前回の試験では学科は合格点に達しており、今年は実技試験に改めて受験する予定です」 

このように、資格を取得できていない状況でも、あなたが資格試験に向けて真剣に取り組んでいる姿は採用担当者にアピールできます 

本人希望欄で書いてはいけないこと 

本人希望欄には、必要最低限で伝えておくべきことを記入しましょう。「希望年収500万円以上」や「残業時間は40時間以内」と書いてはいけません。 

なぜならば、書類選考で年収や残業時間について話題に出すべき段階ではないからです 

たとえば、本人希望欄に高めの年収が書かれた場合会社側の考えている年収よりも高ければ「希望年収に答えられそうにない」と判断されて書類選考の時点で落とされます。 

また、「残業時間は1ヶ月40時間以内」と書かれていれば、実際にそれほど残業がなかったとしても、あなたのやる気を疑われます。 

本人希望欄には、希望する職種を書いて「その他条件は貴社規定に従います」と記入しましょう。 

まとめ 

第二新卒の転職で、履歴書は重要なアピール材料となります。 

「なぜこの会社に転職したいのか?」という視点で、それぞれの会社に沿った志望動機を作成し、丁寧に記入することで、しっかりとした社会人の印象を与えましょう。 

履歴書の写真は印象を大きく左右するので、プロの写真スタジオで撮影して、明るく生活感のある写真に仕上げると良いでしょう。 

学歴、職歴は並べるだけでなく、企業にアピールできそうなことはきちんと記入しましょう。その中でも、職歴は最もアピールできるポイントですので、初めて読む人でもどのような企業に勤めていて、どのような経験を積んできたかを知ってもらうために丁寧に記載します。 

履歴書の中で、志望動機は最も重要で難しい部分です。「会社のどのような部分に魅力を感じたのか?」あなた自身に問いかけて志望動機を掘り下げていきましょう。 

履歴書の書き方でわからないことがあれば、転職エージェントに相談することをお勧めします。転職エージェントのサービスは無料で受けることができるので、あなたの履歴書の添削もきちんと行ってくれます。転職エージェントのサービスを最大限活用して、企業からの関心が高まるような履歴書を完成させましょう。

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