転職活動の始め方

第二新卒が転職活動で失敗する6つのパターンから導き出す5つの対策方法

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第二新卒が転職活動で失敗する6つのパターンから導き出す5つの対策方法

人材不足で人手が足りない業界では、第二新卒の需要が高まっています。会社選びで失敗しないために慎重に転職活動を進めなければなりません。

事前に第二新卒の転職でよくある失敗例を知り、正しい方法で転職活動を進めればあなたの望む会社に転職することができます。

そこで、第二新卒の転職活動でよくある失敗パターンと、それに対応して成功させる方法について紹介します。

企業側が第二新卒を採用する目的

第二新卒を求めている会社は多く、第二新卒の転職市場での価値は高いです。

しかし、なぜ社会人経験の浅い若手社員を求めているのでしょうか。

第二新卒が求められる理由として以下3点が挙げられます。

1.新卒と変わらない年齢

2.職場環境になじみやすい

3.社会人の基礎があり、学習コストが安い

それぞれの理由について説明します。

新卒と変わらない年齢

第二新卒を募集する会社は、新卒と変わらない年齢という点に注目しています。

なぜならば、新卒で予定していた採用数を満たせていないため、会社の将来を支える若手を採用したいからです。

たとえば、景気の動向にかかわらず新卒で入社して離職する若手社員は3割ほどと言われています。

組織の平均年齢を若く保ちたいと考えている会社にとって第二新卒は常に注目されています。

大卒者の離職率グラフ

職場環境になじみやすい

第二新卒は前職での経験が短いことが注目されています。

なぜならば、経験が豊富な中途社員の場合、前職の経験が邪魔になって自社のやり方が定着しにくいことがあるからです。

たとえば、仕事を依頼した際に「前職のやり方の方が効率が良いです」という理由で指示に従ってくれないことが多くあります。自分のスキルに自信があって前職の社風が定着した人によくある傾向です。

その一方で、第二新卒は社会人経験が浅いので素直に指示に従ってくれます。新卒並みの人材が欲しい会社にとって第二新卒は扱いやすいというメリットがあります。

社会人の基礎があり、学習コストが安い

第二新卒は社会人としての基礎的な能力を注目されています。

なぜならば、社会人経験が短くても社会人として働くための基礎ができていることが重視されるからです。

新卒で入社した場合、研修期間が1ヶ月から3ヶ月ほど必要です。第二新卒はその間に研修で費やすコストが必要なく、売り上げに繋がる仕事に配属できることにメリットを感じる企業もあります。

第二新卒は新卒で入社した会社とのミスマッチから、自分の適性を見直しています。それにより、新卒よりも仕事に向き合う意識が高いと評価されています。

第二新卒の転職で失敗する6パターン

第二新卒の転職活動でも転職が決まらない人がいます。会社側が求めている第二新卒像を知らずに転職活動を続けても納得のいく転職活動はできません。

あらかじめ失敗例を知っておくことで回避できることもあります。そこで、第二新卒の失敗例を6つ紹介します。

1.退職理由を会社や他人の責任にする

転職の面接では前職の退職理由について必ず質問されます。その際に、退職理由を会社や他人を責めるような退職理由を話してしまうとうまくいきません。

なぜならば、職場や上司に不満があって辞める人は、仕事で何か不満があるとすぐに辞めるのではないかと思われるからです。

たとえば「上司の仕事の指示が雑でいつも振り回されていた」や「職場の残業時間が長く、土日も休みが取れない」などの退職理由はあなたの印象を悪くしてしまいます。

会社を選んだのはあなた自身ですので、自分の選択に責任を持つという意識が重要です。実際に職場や上司に問題があったとしても、退職理由として伝えるのはやめておくべきです。

2.今後のキャリアを描けない

今後のキャリアを持たずに転職を始めると転職で必ず失敗します。

なぜならば、キャリアプランを持たずに転職を進めると志望動機に一貫性がないため、採用側に「うちの会社でなくてもいいのでは」という印象を与えてしまうからです。

また、運良く採用されたとしても入社して実現したいことがないのであれば、仕事のやる気も起きずに苦労することになります。

会社選びはあなたの人生でとても重要なことですので、じっくりとあなたのキャリアプランを考えてから転職活動に挑戦しましょう。

3.人気のある大企業ばかり受けている

第二新卒で転職を始める人の中には「新卒の時にあの大企業に入れなかったから、今度こそ挑戦したい」と考えて、大企業ばかりを狙って転職活動をする人がいます。

しかし、第二新卒で数年の実績や基本的なマナーが備わっていても、大企業に入りやすくなるとは限りません。

なぜならば、大企業は新卒時と同じく第二新卒の転職活動でも競争率が高いからです。

そのため、大企業側は即戦力となるような優秀な人材を厳選できる状態になります。大企業に採用される可能性はそれほど高くないため、大企業ばかり受けていると転職が長引いてしまいます。

限られた時間の中であなたのスキルや実績を振り返り、大企業だけでなく様々な企業を選んでいきましょう。

4.退職してから転職活動をしている

現在の仕事を辞めてから転職活動を始めようと考える人がいますが、転職では非常に不利な状況に追い込まれます。

なぜならば、内定がなかなか出ずに経済的に追い詰められてしまう可能性があるからです。余裕がない状態で転職活動を続けていると、冷静に企業を見極めることができません。

また、退職した状態で面接に臨むと採用側に悪い印象を与えてしまいます。

たとえば、退職しているため経済的にも余裕がなさそうという印象を与えてしまい「とにかく内定が欲しいのではないか」と思われてしまいます。

仕事を続けながら転職活動をすることは大変ですが、退職してしまうと転職市場では不利になるので今の仕事を続けながら転職活動をすることをおすすめします。

5.新卒1年目で転職をしようとしている

新卒1年目で入った会社に失望して、すぐに転職活動を始めてしまうのは危険です。就職活動も簡単だったからといって、転職活動も同じようにうまくいくとは限りません。

なぜならば、新卒1年目では社会人の基礎が定着していない上に実績もないからです。「新卒1年目で転職する人は、何か問題がある人だ」と採用する側は疑いの目を向けてしまいます。

新卒で入社した会社で1年も経たずに転職をすると、経歴に目を通してすぐに書類選考の段階で落とされてしまいます。第二新卒の採用側は職務経歴が1年未満で、実績もほとんどない転職者よりも少しでも実績がある人を選びます

そのため、新卒1年目で転職活動を始めるのはやめておきましょう。新卒1年目で本格的に転職する前に、転職したい企業の情報を集めたり転職に必要なスキルを磨いてみたりなど事前の準備を始めることをおすすめします。

6.転職の目的が今の会社を辞めることになっている

「職場の人間関係に耐えられない!もう我慢の限界だ!」と心の中で叫んで勢いで転職すると、何か問題が起きると「転職すれば解決する」という安易な考えを持ってしまいます。この状態は非常に危険なので、今の会社を辞めるために転職するという考えは捨てましょう。

なぜならば、今の会社を辞めることが転職の目的になってしまっているからです。この状態では転職活動が成功することもなく、仮に転職できたとしても目標を見失って会社に居場所がなくなってしまいます。

たとえば、現在勤めている会社が毎日終電まで残業で「今すぐにでも辞めたい」と思って転職活動したとしても、転職先会社で実現したいことがなければ、採用側に響く志望動機を導き出すことはできません。

現在抱えている辛さから逃げるために転職を進めてもあなたにとって幸せな転職にならないので、今の会社を辞めるために転職活動をはじめてはいけません。まずは落ち着いて、どのような業界、企業に転職してその会社でどのように活躍していきたいかを具体的に書き出せるようになってから転職を始めましょう。

転職を成功させる5つのポイント

ここまで第二新卒の転職の失敗例について紹介してきました。ここからは、第二新卒の転職を成功させるためには、次の5つのポイントを押さえていきましょう。

1.今の職場で得たことを挙げて、将来のキャリアプランを明確にする

転職活動ではやみくもに数打てば当たる作戦で動いてもうまくいきません。まずは、今の職場で得たことを書き出して、これから進みたいキャリアプランと照らし合わせていきましょう。

キャリアプランを実現させるために、必要なスキルや経験を積んでいけば良いか具体的にしていくことが大切です。

なぜならば、キャリアプランを明確にすることで転職活動の目的が明確になり、あなたの目的に合う企業を見つけることができるからです。

たとえば、あなたの実現したいことと企業での仕事が一致していれば、熱意のある志望理由を書くことができます。

あなた自身のこれまで得たことを振り返り、これからのキャリアプランを描いて転職の目的を明確にしていきましょう。

2.転職先の条件を明確にする

転職先に求める条件は人それぞれです。ワークライフバランスを重視して、できるだけ残業が少ない職場を希望する人もいれば、収入を上げたいので残業時間が多くても構わないという人もいます。

転職活動では、あなたが仕事をする上で重視するポイントはどこなのか優先順位を明確にすることが重要です。

なぜならば、転職先に求める条件を明確にすることで、応募すべき企業が絞られてくるからです。

転職先に求める条件について優先順位が決まっていれば「こんなはずじゃなかった……」というミスマッチを防ぐことができます。

たとえば「できるだけ多く稼ぎたい」という点を優先しているのであれば、残業が多くても耐えることができます。しかし、転職先の企業に求めることが曖昧な場合、仕事に対しての不満が出るたびにモチベーションが低下してしまいます。

無駄な転職を増やさないためにも、あなたが仕事をする上で重視しているポイントを明確にして、応募する企業を絞り込んでいきましょう。

3.志望動機を応募する企業に特化させる

転職を成功させるためには、志望動機を応募企業に特化した内容に関連付けて作成しましょう。

なぜならば、「貴社の事業内容に興味を持ったため応募しました」などの抽象的な志望動機ではあなたの熱意は伝わらないからです。

熱意のある志望動機を考える際に応募する企業のホームページやSNSを見るだけでなく、その企業に関するニュースをインターネットやビジネス誌などを集めて応募企業に特化した志望動機にまとめましょう。

応募する企業の得意分野や競合会社との違いを調べて、志望理由とあなたの業務経験を関連付けると効果的です。

4.退職理由はポジティブにまとめる

転職活動の面接で必ず質問されることのひとつに、前職の退職理由があります。退職理由を聞かれた際に「人間関係に問題があった」「ブラックな労働環境で毎日深夜まで残業していた」などネガティブなことを伝えるのはやめましょう。

なぜならば、そのようなネガティブな退職理由を伝えると、採用側に「不満があるとすぐに辞めてしまう人かもしれない」という悪い印象を持たれてしまうからです。

退職理由がネガティブなものになることは誰でもありますが、転職活動ではポジティブな内容に言い換えて伝えるようにしましょう。

たとえば、「仕事の担当範囲が広く、毎日残業続きで大変だった」という理由であれば、「これまで広い範囲の仕事を担当してきましたが、専門的に極めた仕事がしたいからです」というように言い換えると良いでしょう。

退職理由の言い換え方のコツとしては、将来の仕事を想像しながらポジティブにまとめると良いでしょう。

5.退職届は内定が出てから提出する

退職届は応募した企業からの内定が出てから出すようにしましょう。

なぜならば、転職活動をはじめてすぐに内定をもらえる保証はないからです。

転職活動期間は短くても3ヵ月程かかります。内定がもらえなければ、半年から1年以上かかることもあります。

その間、無収入で転職活動を続けるのは経済的にとても厳しく、精神的にも追い詰められてしまいます。

現在勤めている会社の就業規則から退職日の何日前に退職届を出すべきか調べておきましょう。

退職交渉期間と引き継ぎ期間に必要な日数を算出して退職届を出す日にちが決まったら、転職先の企業に入社日を伝えましょう。

退職までの日程をスケジュール管理して転職活動をすることをおすすめします。

転職エージェントを活用しよう

転職活動を始めると「志望理由はこれで大丈夫だろうか……」「面接で何を質問されるか心配……」「仕事をしながら転職活動を続けるのがしんどい……」など不安を抱えることが数多くあります。

第二新卒の転職は人生で初めての転職活動です。どのような対策をしていけば良いかなんて分からなくて当然です。

そこで、第二新卒の転職活動に不安を抱えているのであれば、転職エージェントを活用することをおすすめします。

転職市場に詳しく、第二新卒の転職を成功に導いたエージェントのサポートを受けることで、あなたの転職が成功へと近づきます。

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