「第二新卒での転職を考えているけれど、どの転職エージェントに登録すればいいのだろうか……」と不安になっていませんか?
第二新卒の転職では、8割の非公開求人を抱えている転職エージェントの活用は必須です。
このページでは、あなたにおすすめの第二新卒の転職エージェントについて紹介します。
第二新卒で転職エージェントを利用すべき理由、選び方
第二新卒は新卒と比べて大幅に有利な点があります。それは、転職エージェントを利用することによって、学生時代の就職活動よりも圧倒的に楽で、多くの求人に恵まれているからです。
そこで、第二新卒の転職エージェントを利用すべき理由と、選び方について説明します。
第二新卒が転職エージェントを利用すべき理由
学生時代の就職活動では、自力で企業にアピールする必要があります。自己分析や強みについても自分でアピールしなくてはなりません。そして、自力で考えたアピールが企業に響くとは限りません。
一方、第二新卒の転職エージェントを利用することで、あなたの強みを的確に企業にアピールすることができます。
なぜならば、あなた自身では伝えきれないアピールポイントについて転職エージェントから企業に推薦してもらうことができるからです。
たとえば、熱意があってもその伝え方が苦手で、新卒の就職活動で苦い思いをした人でも転職のプロであるエージェントを活用することで、あなたの魅力を的確に伝えてくれます。
「今の自分の実績では自信がない……」と転職に尻込みしてしまうかもしれませんが、転職エージェントを活用して一歩前に踏み出しましょう。
第二新卒のための転職エージェントの選びかた
実際に転職エージェントを活用する前に、「どの転職エージェントに登録すればいいのだろうか?」と迷うのではないでしょうか?
転職エージェントの選び方のコツとしては、複数の転職エージェントに登録して、多くのキャリアアドバイザーから腕のいい担当者を見つけ出すことが重要です。
なぜならば、1社の転職エージェントだけに登録してしまうと担当者の力量や熱意を比較することができないからです。
たとえば、転職エージェントA社の担当者があなたとの相性が合わず、あまり親身になってくれない場合、あなたの転職は失敗してしまいます。
そこで、転職エージェントB社、C社と複数に登録することで、担当者が親身になって動いてくれているかどうか見比べることができます。
最初の登録作業が面倒に感じるかもしれませんが、最初の段階で3社ほど登録して転職エージェントとのキャリア面談で親身になってくれる担当者を見つけ出しましょう。
第二新卒は転職の大きなチャンス
第二新卒は「大卒後に新卒として入社し、3年以内の社会人経験を有している人」を示しています。少子化と人材不足の影響で、多くの企業が若手社員を募集しています。
マイナビで実施されたアンケートによると、第二新卒の採用に対して6割の企業が積極的に採用を検討していることがわかります。
大手企業も第二新卒の採用に積極的
新卒時に挑戦して失敗した企業でも、第二新卒として再チャレンジすることもできます。
なぜならば、新卒時に人気だった大手企業でも第二新卒の新卒に積極的な姿勢を示しているからです。
たとえば、新卒の時は学歴のフィルターをかけて新卒社員を選別しますが、第二新卒の場合学歴はそれほど重視されない傾向にあります。
むしろ、これまでの業務内容や新しい仕事への熱意に重点が置かれるので、新卒時に失敗した大手企業や憧れている企業への転職も可能です。
第二新卒は未経験でも採用されて転職しやすい時期
第二新卒の転職の場合、即戦力になれるほどの実績がなく、未経験の業界だとしても採用されやすい傾向にあります。
なぜならば、第二新卒を採用する企業は専門的な仕事は入社してから覚えて貰えばいいという傾向だからです。
そのため、第二新卒として未経験の業界や職種に応募して内定を手にする可能性が十分にあり、入社後も育ててくれる可能性があります。20代前半から中盤に該当する第二新卒の時期であれば、新卒の時以上のチャンスが巡ってきています。
一方で、20代後半になると転職市場では即戦力であることが求められます。この年代になると働き盛りの30代に突入するため、会社から求められる条件が一気に重くなってくるのです。
「思い切って今の業界から変わりたい」「憧れている職業がある」といった大きな変化を望むのであれば、第二新卒の時期は非常に動きやすい時期と言えます。
第二新卒の転職エージェントを比較
数多くの転職エージェントの中から、以下の軸で3つの転職エージェントを厳選しました。
ポイント
第二新卒の案件を大量に保有している
第二新卒の転職ノウハウに精通している
コンサルタントの質が高い
転職エージェントはまず最初に複数登録して、あなたと相性のいい転職エージェントに絞る方法がおすすめです。
マイナビジョブ20’S
マイナビジョブ20’Sは、新卒の就活で最も多く利用されている「マイナビ」が運営している第二新卒に特化した転職エージェントです。
マイナビは転職市場で最大手企業です。そのため大手企業もマイナビジョブ20’Sに多くの募集を出しています。「大手企業に挑戦したい!」「多くの求人から自分に合う会社を選びたい!」という気持ちがあれば、登録することをお勧めします。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは老舗転職エージェントで、多くの案件を保有しています。
長年の実績で培われてきた担当コンサルタントの営業力も高く、決断を迫られることも多くあります。リクルートエージェントを利用する際は、担当者のペースに乗せられず、あなたの意思をしっかりと持って慎重に進めましょう。
第二新卒以外にも中途採用を扱っているため、第二新卒としての転職にこだわるのであれば、「マイナビジョブ20’S」「doda」も並行して活用しましょう。
doda
「doda」はパーソルキャリアが運営している総合転職エージェントです。
登録後の担当者との面談も丁寧で、その後の面接対策や職務経歴書の実践的なアドバイスも充実しています。初めての転職で、何をすれば良いかわからないと不安に感じているのであれば、dodaに登録することをお勧めします。
転職に踏み切れずに悩んでいる状態でも、あなたのペースに合わせて親身に相談に乗ってくれます。転職することに悩んでいるのであれば、一度相談することをお勧めします。
第二新卒の転職エージェントを利用する際の注意点
下記の転職エージェントのサービスは、全て無料で受けることができます。
ポイント
書類審査に通過しやすい
面接対策を転職エージェントがサポート
転職サイトには掲載されていない非公開求人がある
転職サイトよりも待遇の良い企業が多い
事前に面接の質疑内容を知ることができる
しかし、全てのサービスが無料だからといっても転職エージェントの活用には注意が必要です。そこで、転職エージェントを利用する上で注意すべきポイントを説明します。
他社の転職エージェントを活用して担当者を比較する
転職エージェントに登録した後、あなたに担当者がつきます。第二新卒の求人紹介、書類の書き方、面接対策など内定を得るまでサポートをしてくれる重要な存在です。
そんな重要な担当者と性格が合わなかったり、担当者としての力量に不安を感じたりするのであれば、複数の転職エージェントを利用しましょう。
なぜならば、はじめから一人の担当者に絞るのではなく、複数の転職エージェントを利用することでそれぞれの転職エージェントの担当者の力量を見極めることができるからです。
たとえば、A社の転職エージェントの担当者からの求人紹介が乏しく、積極的に企業へ推薦してくれない場合、内定を得る機会を逃してしまいます。
そこで、担当者に不満があれば担当者の変更を伝えてみましょう。
担当変更については、以下のようなメール文面例があります。
ポイント
いつも大変お世話になっております。
現在、転職の支援をしていただいている◯◯と申します。
現在、ご担当者の◯◯様には大変丁寧にご対応いただいており感謝をしております。
しかし、私としての転職活動が初めてということもあり、不安が大きいため他の方のご意見もお伺いしたいです。
もし、可能でしたら現在志望中の◯◯業界に詳しいコンサルタントの方と一度お話をしたいと考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
このように、「初めての転職で、不安が大きいため他の方の意見も伺いたい」という気持ちを伝えて、転職エージェントを不快にさせないようにして担当者の変更をお願いしましょう。
担当者の変更が難しいようであれば、他社の転職エージェントに登録してみましょう。
同じ企業に複数のエージェントから応募してはいけない
複数の転職エージェントから、同じ会社へ応募することはやめておきましょう。
なぜならば、企業から各転職エージェントに「他の転職エージェントから応募が入っていますが」という連絡が担当者に入ってしまうからです。そのため、複数の転職エージェントを介して応募する際は応募先が重ならないように注意しましょう。
同じ求人案件ならば、応募する前に狙っている会社への過去の採用実績を聞くことをおすすめします。
たとえば、転職エージェントA社とB社で同じ求人を扱っていた場合、過去にその会社への転職者を数多く出していれば、書類や面接の対策や現在働いている人たちの様子など数多くの情報を手に入れることができます。
複数の転職エージェントから応募しようとする前に、どの転職エージェントから応募すればその企業の内定を得られるかという視点で検討してみましょう。
経歴やスキルは偽らない
転職を成功させるために、経歴やスキルをよく見せようと偽って申告する人もいます。しかし、経歴やスキルを偽るのは、あなたの転職に悪い影響を与えるのでやめておきましょう。
なぜならば、企業の面接官もプロですので、面接でその嘘がバレてしまう恐れがあるからです。そのため、転職エージェントには経歴やスキルを偽らずに申告しましょう。
たとえば、過去に転職エージェントに登録したあなたの経歴やスキルが偽ったままであると、エージェントがわもあなたに対して不信感を募らせます。
このように転職エージェントとの信頼関係が崩れてしまうsと、積極的に求人を紹介してくれなくなってしまいます。転職活動を成功させたい気持ちがあるのならば、経歴やスキルに自信がなくても、偽らずに申告しましょう。
第二新卒の転職を成功させる3つのポイント
新卒の就職活動と第二新卒の転職活動は大きく異なります。そのため、第二新卒としての転職を成功させるポイントについて説明します。
転職理由を明確にして、志望動機を定める
第二新卒の転職で最も重要なことが、転職理由を明確にして志望動機を定めるということです。
なぜならば、転職理由を明確にしなければ適切な志望動機を伝えることができないからです。
「職場の人間関係がギスギスしているので転職したい」という不満を発端にして転職を決意した場合、その不満をそのまま志望動機として伝えてはいけません。
たとえば、職場の雰囲気に不満がある場合は「社員教育が行き届いている会社への転職を志望しています」といった志望動機に繋がります。
このように、転職理由をしっかりと掘り下げて、その企業に勤めたい理由を明確にすることが重要です。
前職の経験とスキルをしっかりとアピールする
第二新卒は若いという点だけでなく、これまでの経験とスキルを職務経歴書でしっかりとアピールしましょう。
なぜならば、1〜3年程度の職歴は短いと思いがちですが、第二新卒の転職といえど職歴の記載は必要だからです。そのため、少ない経験で自信が無かったとしても、職務経歴書でしっかりとアピールしましょう。
転職先の企業では役に立たないと思っていた職歴でも、別の企業では魅力的に感じられることもあります。たとえば、商品の販売に関わっていた経験があり、企画系の職に就きたいと考えている場合、販売として現場で積んできた経験値が魅力的に映ることもあります。
あなたの職歴が転職先で活かせるかどうかの判断が難しい時は、転職エージェントに相談してみることをおすすめします。転職仲介業者の目線で的確に判断してもらえるでしょう。
応募する会社で将来やりたいことを明確にする
新卒で入社後1〜3年程度で転職する第二新卒に対して「根気がない」という印象を拭うことはできません。そのため、第二新卒は他の年代の転職者と比べて転職理由をしっかりと伝える必要があります。
なぜならば、しっかりとした転職理由がない状態で面接に臨むと「この人は前職が嫌で転職をしているのかもしれない」と悪い印象を抱かれるからです。そのような悪い印象を与えないためにも、社会人経験を通して転職しようと思った理由を準備しましょう。
たとえば、「社会人として数年間過ごしてきた中で、私が本当にやりたいと思っていた仕事が御社の◯◯職の仕事です」というように、応募する企業ごとにブレない転職理由を用意しておきましょう。
社会人経験を通して生まれたあなたの本当にやりたい仕事と、将来の展望を話すと良いでしょう。
まとめ
第二新卒の転職で内定を獲得するには、転職エージェントの活用は必須です。また、新卒時に落ちてしまった憧れの企業にも挑戦することができます。
第二新卒だからこそ、若さという最大の強みがあり将来のポテンシャルを重視して採用してくれます。しかし、初めての転職で「どのように進めればいいかわからない……」と悲観してしまうのではないでしょうか。
そこで、転職エージェントを活用して内定を得る確率が格段に上がります。
第二新卒の転職エージェントの活用に注意しながら、内定獲得に向けて最大限に活用しましょう。